シェムリアップ中心部から西にバイクで30分、約200世帯規模のコムルー村。
弊社取締役の大房が当村の学校建設に携わったことをきっかけで、支援活動を開始させました。
現在コムルー村の「自走」に向けた取り組みの発信地として、村の一画「タマイ村」を中心に活動をしています。

タマイ保育園

2015年にチョルモイツアーズが「タマイ保育園」として設立しました。取締役の大房が、さらなる村人の安定した生活を形作るために託児施設を企画。
幼い子どもがいるために働くことが難しい親や家庭の就労援助、村人たちの雇用創出、子どもたちへの学習機会の提供を目的としています。コロナ禍は運営を一時停止していましたが、2022年9月より日本の企業様のご協賛を頂き、運営の再開に至りました。
現在月曜日から土曜日まで運営しており、園児数は約40名。月謝は無料である代わりに給食用のお米や野菜等の食材を納めてもらうようにしています。

3名の村人の先生を雇用し、それぞれ年少・年中・年長クラスを担当

サローン先生

年少クラス

ネンレー先生

年中クラス

ディー先生

年長クラス

図書館

2016年に学生団体にょんにょんによって設立されました。 施設内には学生団体によって集められたクメール語、日本語、英語の漫画や 絵本、辞書や雑誌などがあります。
先生たちが子どもたちに読み聞かせを行う場所としてや、村の学生たちの自 習スペースとして活用されています。

語学教室

2014年に学生団体カーウによって語学教室として設立されました。 日中は保育園の子どもたちが、クメール語や日本語のひらがな・カタカナの 学習をする際に活用されています。 夕方には村の先生による英語やフランス語の塾を開講し、こども~大人まで 幅広い年代の村人たちが学習しています。

プロム先生

フランス語担当

村人たちのために分かりやすい授業をめざして、日々頑張ります!

POINT

アースバッグ

施設内のタマイ保育園・にょんにょん図書館・キッチン・遊具の建築に活用している建築方法です。
イラン人の建築家ナダー・カリリ氏が考案した建築技術で、古代中東建築をヒントに土・粘土・レンガで造り、環境に負荷がなく耐震・耐火性もあります。資材調達もしやすく、混合土を袋に入れてたき、積み上げるというシンプルでローテクニックな建築法なので誰でも参加できます。日本の学生と村人たちと協力して建設することができました。

遊具

今まで屋外遊具がなかったので、子どもたちが外で元気に遊べるよう、弊社社員高村がデザインを行いました。カンボジアで竹建築によるSDGsエコビレッジの製作をしているNPO法人earth treeに委託し、2022年8月末に建設。竹に熱処理や乾燥作業を施し強度を高めた素材を使用しています。
ローラー型滑り台やうんてい、網登りなどがあり、子どもたちが毎日活発に遊んでいます。
今後は強い日差しや暑い中でも遊べるよう竹建築による屋根の設置、またサッカーゴールや他の遊具の製作を企画しています。

トイレ

以前はカンボジアで主流の手桶の水で流す仕組みでしたが、企業様のご協賛にて水道を通し、水洗用ノズルとシャワーを2機完備することができました。

給食用の食材不足を補い、コスト削減と自給自足のサイクル作りのためにスタートしました。また子どもたちも授業の一環としても活用しています。現在はチンゲン菜やレモン、バナナの栽培を行っています。 

キッチン

料理自慢の先生たちが給食として美味しいカンボジア料理の調理を行っています。企業様のご協賛により屋根や壁の修繕、防犯・危険防止のための戸を取り付けることができました。 

魚の養殖用の池堀が2つあります。
40kg分のオンデンと呼ばれる淡水魚の稚魚をここで養殖しています。子どもたちの給食として、また市場で売ることを目標としています。

空きスペースの活用

経済成長・発展する中で変わりゆくカンボジア。農村であるコムルー村のニーズも年々 多様に変化しております。村の「自走」を目指す中で、コムルー村の魅力や良さをどう 引き出していけるか日々思考錯誤、挑戦を重ねて参りました。
私たちにできることはカンボジアに根付いた文化や習慣を守り、様々な角度や視点から 見つめ、対話し、お互いの可能性を最大限引き出すことだと考えております。
教育、農業、畜産、エンターテインメント、スポーツなどなど。ぜひ皆様の自由な発想 での様々なアイデアやご意見をお聞かせ下さい。

詳細はこちら

LINEで
お問い合わせ
株式会社KMT
公式ホームページへ

TOP